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「ボクは、家は県外なんだけど、ここソフトボールの強豪だから。 寮もあるみたいだし……。 実はボク、スポーツ特待なんだよね。 普通科だけど、頭の方は追いついてないから、頑張らなくちゃなあ、って。」
珠姫は照れ臭そうにそう言った。
運動部に所属していたからか、遺伝なのか、とにかくあまり無いようだ。
いや、いいと思うよ。
その体型はステータス。
希少価値だ、と どこぞの女子中学生は言い切ったそうだからね!
ソフトボール部所属のボクっ娘貧…美乳。
ベタだがそこがいい。
俺は君を全力で応援する、だから一緒に男子生徒役やろう。
「ウチはぁさっきも言ったけどぉ、保育科に惹かれてー。 ほら、ウチ子供好きだからー、将来保育士になろうと思っててー。 あ、家は2駅先なんだけどぉー。」
お前が子供好きとか知るかァァァ!!
今さっき初めて出会ったんだぞ、ゴルァ!!
あと制服の件と言い可愛さを追究するんならなんでショートカットなんだよ!!
お前の顔はこの中じゃ俺に次いで男っぽいんだよ!!
胸はそこそこあんだから髪伸ばせやァァ!!
ふぅ、こいつに対しては俺、小一時間程叫べるかもしれん……。
……ん?
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