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こっこれが総長の妹だぁ!?
どう見ても中学生にしか見えないガキじゃねーか?
すみれ「おっ君が雅人ちゃんか!いい素材が来たじゃない!」
突然抱き付いて来たすみれは俺の顔を嬉しそうな表情で見て来た。
雅人「……えっ?(待て!何だコイツ?総長に全く似てないし!)」
すみれ「お兄が色々とお世話になってるわね!……………ってか何さっきからジロジロみてんの雅人ちゃん?もしかして、私の事子供だと思ったでしょ?」
雅人「はぁ、ぶっちゃけ中学生かと」
すみれ「ばかぁ!このアンポンタン!こう見えて25歳なんだよ!成人なんだよ!大人だよ大人!わかったわかった!?」
何だコイツは!?本当の事を言っただけだろう?いきなり怒り出して俺をポカポカ殴るし、しかも何気にコレが痛かったりするんだな
雅人「わっわかりました!すっすいません!っいてて!本当に申し訳ない!」
すみれ「全く!お兄は部下にどんなしつけをしてるのかな!お世辞も言えないのかよん。」
雅人「はっはぁ……その総長には色々とお世話になってます………んで、あのー今回はここで色々と修行を……」
すみれ「は?修行?そんな固ッ苦しい事はしないしない、修行と言うかあなたにはここでお手伝いって感じかな?まぁとりあえず座って座って!」
強制的に椅子に座らせられた。
雅人「(おいコレ完全に向こうのペースに持ってかれてる、ってか本当に総長の妹かよ?)」
かな「本当よ。歳が一回り離れてるだけに育った環境が違ったんでしょ」
雅人「ってかかなって人さんよ、何で俺が思ってた事がわかった?」
かな「私、人の心読めるの、ってかむしろ読めちゃうの。私の事はかな呼び捨てでいいわよ」
雅人「お前達は何者だぁ~!?」
かな「うるさいわね、とりあえずコーヒーでも入れるわ、すみれはいつものでいいね、雅人あんたは?」
雅人「…………ブラックで」
すみれ「かなのコーヒーは絶品だよ!」
マジどうなってんだ!?ガキにしか見えない総長の妹、そしてエスパーみたいな変な女、何だよコイツ達!?
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