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そして俺はすみれとかなにここまでの流れのあらすじを詳しく説明した。
すみれ「なるほど、お兄にそんな事言われたんだ、お兄らしいわね」
雅人「俺は今まで羅刹会を最強の組織にする為に頑張って来たんです!それが生きがいだったんだ!なのになんで追放なんて」
かな「あんたに原因があるから飛ばされたんでじょ?よくいるよね自分が一番頑張ってますとかいって一人でかってに暴走する自意識過剰な人。」
雅人「おい、お前それ俺に言ってるのか?」
かな「あら?図星だったかしら?」
雅人「見た事もない野郎にケチ付けられる筋合いねぇんだが?」
かな「あら、本当の事言われてムキになるなんてお子様ね、心にゆとりも持てないからこうなったんじゃないの?」
雅人「なっなんだとお前!」
すみれ「まぁまぁ2人とも落ち着いて!私にはお兄達の世界はわからない、けど世間一般ではあんたは社会から外れた存在なんだからねー雅人ちゃん!」
雅人「何も考えずに生きてる奴ほど無用な奴はいないじゃないなですか!」
すみれ「だからそうすぐ熱くならないの!ここはあなたが知ってる街でも組織だかなんだかじゃないんだからそんな熱くなられても困るわよ」
雅人「すっすいません。」
こうしてしばらくお互いの事について話しをした。かなの野郎は俺の言う事にいちいちトゲを刺して来る、コイツもし男だったら既にはり倒してるだろうな。
雅人「…………そう言えば、俺の事見て怖く感じないんですか?かなって野郎も、周りの奴はみんなビビって化け物扱いするのに」
すみれ「全然、私はお兄の事よく見てたからあなたを見た所で驚いたりしないわよ」
かな「私もすみれと同意見よ、今更って感じね」
雅人「そうか、俺を見て何とも思わない……奴も……いるんだ…な……………………なんか…………………急に……………眠気が………………眠いな………………………」
突然の事だった、急に睡魔が俺を襲った。必死に起きようとしたが、睡魔があまりにも強過ぎ耐える事ができなかったら。
すみれ「おーい、雅人く…………ん」
かな「…………………効いてきたかしら?」
かな「眠ったの?」
雅人「………………」
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