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時は昼休み。俺の愛しの彼女のお弁当を机を向かい合わせてつつく。
『やっぱ美味い。いっつもいっつもありがとなぁ…』
「うふふ…素直だね。いつも完食してくれてありがとう!」
「……甘い!甘すぎるよ2人とも!」
新たに昼食に加わった委員長、改め生徒会長、桜庭美里(サクラバミサト)は俺達のピンクオーラに若干引いてしまった。
「美里ちゃん!直也が迷惑かけてない?」
「大丈夫だよ~すんごい助かってるよ!里崎くんが副会長なんて意外だけどね。」
『美里~。失礼じゃないか?』
俺は何故か美里を美里と呼んでいた。理由はわからないけど、生徒会室で自己紹介をされてからすぐ美里と呼び始めた。
『ごちそうさまっした!!』
「うふふ…美味しかった?」
『最高です!』
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