そして、姫の受難は始まった。

1/5
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/51ページ

そして、姫の受難は始まった。

愛する亡き叔父様へ 叔父様、貴方は死ぬ間際も私に「お前は、国一番の無精者だ。」と優しく笑いながらおしゃっていましたね。それは、認めます。 確かに私は、国一番の無精者です。けれど、最近思うのです。 父も二人の兄さんも私に負けず劣らず無精者だと。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!