最後の愛

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SuperJunior リョウクside. インターホンがなったので、モニター画面を除けば、帽子にマスクと怪しい人物が映し出される。 だけど僕たちにしてみれば、これが普通の格好。 こんな格好でも、僕らのリーダーでありヒョンであるイトゥクだとわかる。 けどインターホンを鳴らすなんて珍しい。 鍵でも忘れたのかな? 玄関の扉を開けるとそこには、優しい目をしたトゥギヒョン。 RW『お帰りなさい』 LT『ただいま』 そしてすぐにヒョンの手元に目が行った。 その手の片手には箱、もう片手には… えっ? カップラーメン? 急いでカップラーメンを持とうと手を伸ばすと遮ら、逆に箱を渡される。 LT『生物(なまもの)らしいから早く持って行って、あいつらにあげて』 ヒョンから渡された箱からは、ほのかに甘い香りがした。 僕はそのまま箱を持ってリビングへ行く。 ヒョン達がワクワクした顔で集まりだした。 箱を開けると、うすい橙色のケーキ。 『お~』とヒョン達から小さな歓声が上がった。 食べるか聞くと一斉に手が上がる。 トゥギヒョンとヒチョリヒョンにも聞くと、トゥギヒョンは食べるとのこと。 ヒチョリヒョンは? RW『ヒチョリヒョーン?』 もう一度呼んでみる。 HC『あぁもらう』 その言葉を聞いて、急いでキッチンから包丁を取りに行く。 いつにも増して上機嫌なトゥギヒョン。 それにそんなにカップラーメンどうしたの? 『リョウギー早く早く』 リビングで呼ぶ声。 仕方なく包丁を持って、リビングに向かった。 .
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