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カツン‥カツン‥
「‥‥?」
足音が気になった
見ようとするが
意識が朦朧としている為身体を起こせない
カツン‥
‥ガチャン
「‥‥誰‥」
「外で雇い主が探していたぞ」
この一言で宙を漂う意識が引き戻された
「‥‥あんな奴の所には戻りたく無い‥酷い扱いで‥疲れた」
やっと身体を起こしたウラルは声の主を見る
華奢な体つきの黒衣を着た男が椅子に座りこちらを見ていた
銃に‥‥サーベル?
「もう少しで出発するから呼んで来い!って言われてな」
「あいつ‥やっぱ最低だ」
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