先生とわたし

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2011年4月ー。 わたしわめでたく東京の都立校に入学した。 『りなーおきなさーい』 わたしにわ小学校6年生のときからお父さんがいない、そのかわりお母さんが毎日働いてわたしとおねえちゃんと妹をやしなって暮らしている。 『おきてるー!!』 今日わ高校の入学式 『早くしなさいよ、電車おくれるわよ、全くもう』 中学の頃わ毎日8時におきても余裕で学校に間に合った。 高校生になったら電車通勤、 おまけに化粧もするようになったから朝わ6時起きになった。 『いってきまーす!!』 入学式わ約2時間程度でおわった…。 初めての学校 初めての教室 初めての友達 初めての先生 初めての生活 高校に入ると初めてのことだらけで毎日空の色が違って輝いて見えた。 『でわ、ホームルームわこれでおわり! 今日わ部活見学な! 1年生わ全員部活強制入部だからちゃんとみてこいよ』 わたしの担任の先生わ40代後半の優しい顔の男の先生だった。 『ねえ、りなわ部活なに部にすんのー??』 高校に入って初めて仲良くなった友達の楓(かえで)が話しかけてきた。 楓わ人一倍大人っぽくて化粧がこい。わたしわ最初見たときにこのこ怖いなーなんて思って自分からわ話しかけなかった。 私の学校わ工業高校だから学年全部あわせても約30人 ひとクラス分しか女子がいないのだった。 だから私のクラスわ40人中女子の人数わほんの一握りの4人… 最初わきついなーなんて思ってたけど慣れれば楽で楽しいものでした。 『楓ーわたしサッカー部のマネージャーやる!』 わたしわサッカー部のマネージャーに勧誘され断りきれなくなりサッカー部のマネージャーをやることにした。 でも後悔わしていない サッカー部の先輩わイケメンが多かった、わたしの高校のイケメンと言われている人逹ほとんどがサッカー部だった。 中でも特に目立つほどイケメンなのわサッカー部のキャプテンだった。わたしわだんだんと惹かれていったのだった…。
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