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その日、ゲームショップに寄ってメガドライブとぷよぷよを購入、早速雑誌に書かれていた
「階段積み」
に挑戦した。
階段積みには
・3-1階段
・2-2階段
・1-3階段
と3パターンあって、最初は3-1階段を練習した。
しかし、練習しはじめて数日後、あることに気づく。
「形にこだわりすぎると、素早く連鎖組めないよな…もしかして…」
早速実践。すると…
「やっぱりそうだ!」
自分の考えはこれだった。
【形に固執せず、振ってくる色に対して各連鎖毎に変える】
これに気づいた私は5連鎖まではほぼ最速で組むことができた。
この頃から、中学時代の仲間と対戦するようになっていたが、しばらく経つと誰も私に勝てなくなった。
目を瞑るとぷよが振ってくるくらいハマってしまい、気が付けば夏休み。
そんなある日、T.Kが
「5連鎖以上組むやり方があるよ~」
って言ってきた。
早速、ゲームショップのフリープレイのぷよで実践してくれた。この後、衝撃的光景を目撃する…
【埋まる寸前まで埋まっていたぷよが一瞬にして消える!】
思わず呆然としてしまった。
なんで?どういう原理なの、それ?
と彼に問いただしても教えてくれない。
その場はそこで終わったが、しばらくして例の雑誌に5連鎖以上組むやり方が
「折り返し」
という名前で載っていた。
私はまた例によって練習。
これをマスターするのに3ヶ月以上かかった。
ただし、当時は初代ぷよぷよの時代、所詮折り返しは大道芸にしかすぎなかった…
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