序章「ぼくたち、わたしたち」

3/3
前へ
/19ページ
次へ
「……っとまあ、こんな感じだ。」 そこはとある警察署。若い警察官が同僚に話をしている。 「なんだよ「大きな剣」って。この時代にんなのあるわけねーだろ。」 同僚は警察官が話す事にめんどくさそうに答える。 「いや、マジなんだって!六年前、仕事中に殺されたんだよ!」 そこをなんとか信じてもらおうと身振り手振りを使い説明するが、やはり同僚は「ふぅん。」「で?」とそっけない。 結局、諦めて自分の机まで戻る。 と、そこで上司の声が響く。 「おい!行くぞ!人間共を狩りにな!」 ここは地球。 化け物が支配する世界。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加