プロローグ

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[数分後] 「本当にあんな新兵で良かったのか?」 「いや、仕方ないだろう、前任者は再起不能にされたし、向こうからの指名だし」 「だからっていちいち兵器なんぞの意見に従うのか?」 「ならお前さんビシッと言ってくれるか」 「全兵士の登録表からあの新兵を見つけた時の顔…」 「ありゃあ聞き入れなければ[何か]起こっただろうな」 「……うん、下からの意見は重要だな」 「逃げたよ、こ奴…」 「卑怯もの…」 「老いぼれ…」 「腰抜け…」 「ハゲ…」 「おい今誰かハゲと言っただろう!?」 「まぁ何にせよ」 「誰だハゲっつたの!」 「あの男はイケニエと言うことだ…飢えた狼どもの…な」ガタガタガタ 「おい!!」
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