愛しい 愛しい 君へ …

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二人の出逢いは あまりに、突然で だけど、この出逢いは 偶然なんかじゃなく 必然なんだ 中学に入学したての頃 僕は あまり クラスメイトと 馴染めずにいた 部活に入るわけでもなく ただ 毎日を だらだら 過ごしていた ある日の放課後 いつものように 帰り仕度をする僕 『ねえ、体験入部 一緒に行かない ?』 ふんわりと、微笑みながら そう告げたのは 他の誰でもない 君だった その瞬間、優しい風が 吹いた気がした 心が温かくなる そんな感じ 僕は 自然と 君に 微笑み返していた 「うん、行こう」
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