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俺は"やつ"の言葉に疑問を持ちながら歩いていた
すると俺と同じ考えをしてたのか同じクラスの高橋が俺達に問い掛けてきた
「なぁ朝には俺ら以外の生徒が来るんだよな!?」
やはりな…確かに朝には
生徒が登校はしてくる
はずだ。
だけど妙に外が怪しい
真夜中と言うのは解るが街に明かりが一つもないと言う事だ。しかも街の景色も少し違う気がする…
「しっかし外は暗いな…ここ本当に俺らがいた場所か?」
「そうに決まってるじゃない!何言ってんのよ…」
皆どうしたらいいか解らなく口喧嘩が始まってしまった
そこに一人の男子が割入った
「おい。今は喧嘩をしてる場合じゃないだろ。まずは個々は何処なのかを調べよう。そしてこの学校から出る為には協力が必要となる。協力しあえば必ず脱出出来る」
さすが皆に慕われているだけあって説得力があるな
「そうだな。才崎の言う通りだ。俺達は皆顔は知っている。何の躊躇もなく進む事もできる」
俺は上乗せで話したが高橋だけは応じなかった。
「勝手にしろ。俺はお仲間遊びには付き合わないからな。一人で探すぜ」
そう言って俺達と反対側にある階段を上がって行った
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