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-最後列-
「「ぉぉーー」」
「ぎゃー真人君と謙吾君が車から落ちたー!大変だー(o≧∇≦)o」
「葉留佳が悪いんでしょうが。廊下にビー玉ばら蒔いたりするから。」
「はっはっは。仲の良い姉妹だな。佳奈多君、少し前まであんなにもいがみ合っていたとは思えない程に、な。」
佳奈多は思い出したく無い様に
「その事はもう良いでしょう。もう片付いた事なのだし。」
「そうですよー姉御ー。今は元通りこんなに仲良いんですから。」
「そうだな、もう過ぎた事の様だ。からかって悪かったな。」
「気にしてないから大丈夫ですヨ。」
「まったく、この子ったら。」
3人で微笑んでいると。
「ねぇ皆!真人達が落ちたのにそのリアクションはなんなの!?」
「少年、騒がしいぞ。今は姉妹愛と師弟愛を深めているところだ。」
「お姉ちゃんも姉御も大好きo(≧∇≦o)」
「葉留佳!」
佳奈多は真っ赤になっていた。
「いやいや、それも大切だけど真人達の方が大変だよ!」
「私にとってはこっちの方が大切だ。それに二人なら大丈夫だ。」
来ヶ谷は後ろを指差した。
「「はっはっはっはっ!」」
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