月夜の晩

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『ふぅん。お前も、仕事熱心だな?仕事帰りにまた仕事してって…あっ、有ったぞ。安藤奈津だって。ばぁさんの名前。アンドーナツかよっ。ちゃんと考えて名前付けろよ。』 と、バックの裏側に縫い付けて有った、身元確認の札を見つけた土方。 「えっ…お嫁に来て、アンドーナツに成った可能性も有るでしょ!?って、そんな事、言ってる場合じゃなくて…住所は…相模の国。港町と。」 メモを執る2人… 『「さっ相模の国ぃ…」』 と、声を合わせたように驚く2人。 『どうやって来たんだ?此処まで?財布らしきもの、無かったぞ!』 と、驚く土方に対し、
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