月夜の晩

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と、話す私に対し、 『そこに車(パトカー)止めて有るから、それで送って、お前の家まで送ってやるよ。なら、安心だろ?』 と、聞き返す土方。 「うん。奈津さんにも、負担が掛からなくて良いかも。でも、副長さんは大丈夫なの?」 私は心配になり、土方の顔を見つめると、 『俺か?俺ぁ、無線で状況を伝えて置けばでぇじょぶだから。気にすんな。奈津さんのケツ。濡れてんだろ?早く変えて来いよ。可哀想だろが?あっこに、トイレ有るから、早く行って来いよ。』
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