月夜の晩

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スピードは出さずも、サイレンで驚き、 夜の名物である大渋滞を越え、 サイレンを止めた土方。 土『時間短縮と。で、俺ぁ、無線で連絡済みだが、奈津さんとこに、連絡したのか?』 と、聞かれ、 「アッそうだった。携帯使って平気?」 と、バックの中から慌てて、携帯を出し、聞くと、 土『お前、まだしてなかったのかよ?使って平気だが?家族が心配してんだろうから、早く連絡してやれ。お前、良く介護職に就けてんな。危なっかしい。』 と、言いながらも、少しだけ、にこやかな顔をする、土方。
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