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「で、この子がエステルが言った子ね？」
エステルは復旧が進んだアスピオから茶髪の女の子、リタ・モルディオを連れて来た。
「はい！不思議な鏡を持ってました・・・鏡の光で魔物に纏わり付いた異常なエアルを取り除いたんです」
「魔物からエアルを取り除く・・・？有り得ない話ね・・・まあ良いわ、この鏡ね・・・少し調べてみるか・・・部屋を借りるわよ！」
リタはリディスの鏡を調べ始めた。
「ん・・・あ、エステル！」
数分後、リディスは目を覚ました。
「起きたんですね！」
「あれ？フレンは？」
リディスは辺りを見回し、フレンがいない事に気が付き、エステルに聞いた。
「フレンは用事で出掛けてるんですよ」
「この鏡、調べてみたけどさっぱり駄目だわ！全然・・・げっ！」
「鏡を返して下さい！」
「ごめん・・・」
リタは鏡を返した。
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