迷いの砂漠

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「ところでリタはまだ調査をしてるの?」 側にリタがいない事に気付いたリディスがエステルに聞いた。 「はい・・・すっかり夢中みたいですよ」 「困ったなぁ・・・これじゃ出発出来ないよ・・・私、声を掛けて来る!」 「あっ!リディス!(行っちゃった・・・何もなければ良いですけど・・・)」 リタの元に行ったリディスを見て、エステルは不安になった。 「リタ!もう行く・・・」 「邪魔すんな!ファイヤーボール!!」 (ああ・・・やっぱり・・・) エステルの不安は的中した。 「エーン!酷いよ、リター!大っ嫌い!!ウエーン!」 「なっ!ご・・・ごめん!私が悪かったから、泣くのだけは勘弁して、ね?」 「もう知らない!調査したいのならすれば良いじゃん!行こう、エステル!」 リディスは完全に怒ってしまい、エステルと歩き出して行った。
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