羽衣の少女

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「お願い!この事態を収束出来るのは私だと思うから・・・!」 「分かった・・・けど、君も無茶をしないでくれ!」 「うん!」 (光が当てられる場所に・・・!) 三人は魔物が迫ってる場所へと急いだ。 「来ました・・・!」 「お気を付けて下さい!エステリーゼ様!」 「はい!そう言えばリディスは?」 「えっ?・・・っ!あそこです!」 リディスは見晴らしの良い、ハルルの樹の太い枝の上にいた。 「なんて無茶な・・・!止めないと・・・!」 「待って下さい!リディスの邪魔をしない方が・・・」 「えっ?」 リディスの元に走り出すフレンをエステルが止めた。 「(暴走しているエアルを運んでる魔物は今現れたのが最後みたいね・・・)汚れを纏いしものよ、我が浄化の洗礼を受けよ!」 リディスはそう唱えると鏡の光を魔物全てに向けた。
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