Universe1 〓A girl's question〓

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Universe1 〓A girl's question〓

イリアス奪取作戦開始から早半年... 教官「今日の訓練はここまで。各自レポートをまとめておくこと。」 一同「お疲れ様でしたっ」 リース「...お疲れ様でした」 遅々として進まない訓練の進度にリースは苛立っていた ここはイリアス奪取作戦の兵隊を育成する訓練機関、通称〈Savior〉 ここで50人ごとのグループ、かつ2人ペアに別れて訓練を受け、毎月二回あるテストに合格すれば晴れて作戦本隊に合流できる しかし、テストを受けられるのはある一定レベルまで訓練が進んでからなのだが... リース「このペースじゃあと半年経っても受験出来ないじゃないのよ」 この少女はリース。16才にして入隊時には既に殆どのフォトンアーツを取得し、グループメンバーの中では実力も頭の回転もトップのヒューマンフォースの天才少女。 そのリースのグループは全体的に進度が遅れていた レイズ「まあまあ...いいじゃんゆっくりで。私はこのペースで良いと思うけど?」 とペアのレイズがたしなめる。 この少女はレイズ。リースの1才年上のヒューマンハンター。 入隊時、飛び抜けた近接戦闘能力を披露し、グループ内でも近接戦闘に関してはトップにしてリースの相棒 ただし頭が悪くマイペース。 リース「私はすぐにでも本隊に合流したいのよ!...教官がのろすぎるのよ、きっと。」 まあ毎日愚痴を溢していた。
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