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私は窓、そう、窓付き。
茶色い髪の毛、長い髪を三つ編みした高校二年生
私はね、夢の世界で旅をして気づいたの。
夢の隅々まで見て、感じたの。
私はもう、現実世界で生きる未練は、何も無いって
だから、ベランダの柵に建てた階段を上がって
小さな籠(カゴ)から外に舞い上がるの
その前にもう会う事の無い、儚い人達に手紙を書いた
この世界に未練は無いから、今まで有難うの気持ちを込めて
私に旅をさせてくれた夢達にも、感謝の気持ちを込めて
『今まで有難う。』
メールは、送って
手紙は、机の上に置いた
宛てた手紙やメールがたとえ、本人達に届かなかったとしても、
私のことを皆嫌いでも構わないから、
私が存在したことを誰かに覚えていて貰いたかった
私よ、さようなら、
そして、私は空に落ちた
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