プロローグ前編

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私の頭は、全ての事を考えるのを恐れた 突如、この世を他界した兄と友。 他界した親友の姉が私を咎め、怨み、私の死を願う思い。 私と仲良くしてくれる反面、裏の顔を持つ大好きな友。 今まで私と仲良くしてたかのように思えたが、私を恐怖に陥らせた奴らの考え。 仕事熱心なあまり、兄の葬式に来なかった父の居場所。 こんな弱い私を産むために、腹を切ったが他界した母が今の私を見て思うこと。 そんな中で一番考えたくないのは、 私のことを愛してくれたが、自分の可愛さ故に逃げたあの人。 もう嫌だ、頭が痛い苦しい。 泣きたいのに、涙が出ない 叫びたいのに、声が出ない 殺りたいのに、手が出ない 死にたいのに、勇気が出ない 疲れた、もう嫌だ いっその事、夢の世界に行きたい 夢の世界なら、私の思い道理に行くのだろう 私は瞳を閉じて、全ての力を抜いた そして私は夢に落ちた .
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