トイレで

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パーティールームには 相変わらず誠くんはバラードを歌っていて 他の人は寝てたり。 ウトウト歌聞いてたり。 曲探したりしてる。 あの二人の姿がない。 「ね、探そ。」 「え~マジ?」 あたしたちはパーティールームの隣の部屋から順番にのぞいてみた。 「いる?」 「いや、いません。」 また隣の部屋に。 「いる?」 「いや、いないっす。」 「わかった。1番奥だ。1番死角になる部屋だ。」 「そんな部屋あるんですか?」 「あるある。15番ルームだ。行くよ!」 「マジすか~!」 あたしたちは15番ルームのドアガラスから中を覗いた。 「ぶはっ!ヤッてる!」 春くんが口を塞いで笑った。 「どこ?暗いな。よく見えない。」 「あそこですよ、角の」 「ぶはっ!ホントだ。」 防音設備のため中の声は聞こえないけど 確かに千里がお尻出して 店長の 上に乗っている。 「・・・・・・」 「・・・・・・」 「すごいっすね・・・・」 「うん・・・千里、胸でかいから、なんかAVみたいだね。」
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