1003人が本棚に入れています
本棚に追加
パーティールームには
相変わらず誠くんはバラードを歌っていて
他の人は寝てたり。
ウトウト歌聞いてたり。
曲探したりしてる。
あの二人の姿がない。
「ね、探そ。」
「え~マジ?」
あたしたちはパーティールームの隣の部屋から順番にのぞいてみた。
「いる?」
「いや、いません。」
また隣の部屋に。
「いる?」
「いや、いないっす。」
「わかった。1番奥だ。1番死角になる部屋だ。」
「そんな部屋あるんですか?」
「あるある。15番ルームだ。行くよ!」
「マジすか~!」
あたしたちは15番ルームのドアガラスから中を覗いた。
「ぶはっ!ヤッてる!」
春くんが口を塞いで笑った。
「どこ?暗いな。よく見えない。」
「あそこですよ、角の」
「ぶはっ!ホントだ。」
防音設備のため中の声は聞こえないけど
確かに千里がお尻出して
店長の 上に乗っている。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「すごいっすね・・・・」
「うん・・・千里、胸でかいから、なんかAVみたいだね。」
最初のコメントを投稿しよう!