気持ち

2/6
前へ
/93ページ
次へ
あのあと春くんとパーティールームに入って カラオケを少し歌って 店長と千里を残して解散した。 アパートに帰るともう夜中の1時で 賢ちゃんの姿はなくて でも「まっ、いっか。」 って思って シャワー浴びて寝た。 なんか謝られたことに少しムカついてた。 なんで謝るんだろう。 お腹の上に出して汚したから? それとも好きじゃないのにエッチしたから? 身体から始まる恋もあると思う。 男と違うのかな。 いろいろと考えている間にあたしは寝てしまった。 まっ、いっか。 「あーあ、眠い。」 寝不足のバイトはきつい。 朝、出勤すると更衣室に千里がいた。 「あ、千里!あんた!」 おはようの挨拶も無しにいきなり昨夜のことを言うと 千里は机の下に隠れた。 「ちょっと!(笑)なんで隠れるのさ!」 「だって~・・・」 「何も悪い事してないじゃん。店長は独身だし。」 「そうなんだけど~・・・」 「ま、まさか店長にいくとは思わないけどね。」 「あたし・・・店長のこと本気になった。」 「え?」
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1003人が本棚に入れています
本棚に追加