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「だって超うまいんだよ。指とか舌とか。今、思い出すと・・・・濡れてきちゃう。」
「そんなに?」
「あたし彼氏と別れる。」
「マジで?もう少し考えなよ。別れたって店長と付き合えるわけじゃないし。」
「いいの。もう別れるつもりだったし。」
そんなにすごかったのか。
「でも店長遊んでそうだよ。泣かされるよ?」
「いいの。」
千里はもう何を言っても無理そうだった。
あたしはあきらめた。
用意をしてキッチンに挨拶に行くと
春くんといきなり目が合った。
「あ、おはよう」
「お、お、おはようございます。」
あっちはすぐ目をそらした。
なんかやっぱりムカつく。
「春くん!ちょっときて!」
「え、あ、はい。」
あたしは死角の15番ルームに春くんを押し入れた。
「な、なんすか。」
「ねぇ、なんでそんな態度になっちゃうわけ?」
「だって・・・・」
「あたし、何とも思ってないよ!後悔もしてない。」
「・・・真弓さん、彼氏いるって聞いたから・・・」
「え?そんなこと?」
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