君と見る花火

5/25
前へ
/25ページ
次へ
「で?今日はどーしたんだよ?」 俺はバーガーにかじりつきながら相手の話に耳を傾けた。 長太郎は言いづらいのか、ドリンクに手もつけずに、下を向いたまま黙っていたかと思えば何かを話そうとするも、やはりまた黙りソワソワし、銀色の少し跳ねた髪をクルクル触ったり全く話し始める気配がない。 「なぁ、話す気あんのかよ?ねーなら帰るぜ?」 性格が短気な為相手が中々話初めない事に痺れを切らせストローをくわえながら文句を言った。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加