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「岡田、くん…よろしく、お願いし、ます」
「よろしく、藤堂くん。
そのまま教室まで来る様に言われたから教室行こっか」
ああああ王道!
敬語に慣れてないのGJ!!
藤堂くんがまだ校門の向こう側にいるのを思い出し、内側からボタンを押して開けてやる。
このクソデカい校門は内側からこうしてボタンを押さなければ開かない仕組みになっている。
流石金持ち学校。
驚いている藤堂くんを連れ、俺は教室へと歩を進める。
俺の後ろを歩いている藤堂くんが細く笑んでいるのも知らずに。
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