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その日を境に津田は学校に来なくなった。理由なんか分からなかった。分からなかっただけに私は自分自身を責め続けた。そんな日が続いたある日津田がバイトをしているという情報が私の耳に入ってきた。私は少し心配しながら津田の働いている喫茶店に向かうことにした
「いらっしゃいませ」
私が店に入ると津田の声が聞こえた。そしてカウンターにいるのは間違いなく私が愛している津田
「・・・会長」
私の方を見て力なくそう呟いた津田。私はそんな津田に恐怖を覚えた
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