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私は足早に学校へと向かう。いつもより早く来すぎたせいかまだ誰も来ていなかった。
私は一人ただ津田が来るのを待った
「あれ・・・会長」
津田の声が聞こえて私は思わず振り返る。いつもは遅刻ギリギリに来るはずの津田がなぜか今日だけは早かった
「津田今日はずいぶん早いな。」
私はあえて津田にそっけない態度をとった
「俺だってたまには早く来ますよ。会長が早すぎるんですよ」
津田と他愛もない話をする。自然と笑顔がこぼれる
今の私には分かっていなかった。これから私におこることなんて今の私にはまだ分かっていない
「津田お前が裏切るから悪いんだぞ。お前が私に優しくなんてするからいけないんだ」
私の手には血で染まっているバットと津田がいた
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