津田×シノ

8/20

76人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
朝から津田と二人きりで話せた。津田は少し照れていた。そんな津田のことを私は思わず抱きしめていた 「タカトシ君」 あの女の声が聞こえた。振り返って見てみるとあの女は拳を強く握りしめていた 「・・・ムツミ」 津田は私のことを振りほどいてあの女の元へ走っていった 私の心の奥から何かが壊れる音がした 「津田今だけは見逃してやるからな。だけどもう少しだからな。もう私はコワレてイルンダゾ津田」 私はそう呟いてあの二人のことを見続けた
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

76人が本棚に入れています
本棚に追加