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「名前…ですか?」
「は、はぃ…」
咄嗟に口から出てきたのは「名前を教えてください」
違うだろ僕…(-"-;)
確かに名前も聞きたかったけどまずはもっと大事な所から聞くべきだ…
「私の名前はレフィ…女の人みたいな名前なので少し恥ずかしいのですが……///」
猫さんは、いや、レフィさんは恥ずかしそうに答えてくれた
「そんな事ないです!レフィ…僕はとても綺麗だと思う……」
僕は思った事をはっきり言う癖がある、そのせいで嫌われたりもする…レフィさんはどうだろう…
「ありがとうございます…名前を褒められたのは始めてです…///」
安心した、どうやらレフィさんは喜んでくれてるみたいだ…
「では…貴方の名前も教えて頂きますか?」
礼儀としては普通僕から名乗るべきだった…と、少しだけ後悔した。
「…柊真由羅です…」
僕もレフィさんの真似をしてニコリと笑ってみた
「柊…真由羅…貴方こそとても綺麗な名前ですね、真由羅さんですか…では…改めまして…」
「え?」
レフィさんはまるで王子様がお姫様にやるみたいにひざまづき、僕の手を取り軽くキスをした
完全に紳士って感じだ
「レフィと申します、どうぞよろしくお願いいたします」
レフィさんは綺麗な蒼い瞳で僕を見つめてくる「……は!こ、こちらこそ…よろしくお願いいたします…////!!!」
こんな事…今までされた事なかったからどうしても照れてしまう
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