オノマトペ
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学生服姿の道雄は、花子さんに会う為に独り、この校舎の女子トイレに来ていた。 窓硝子から差し込む微かな月光がぼんやりと辺りを照らす。壁のタイルはびきびきとひび割れ、扉の塗装はぼろぼろに剥がれ落ちている。 道雄は扉を、とんとんとん、と、三回ノックした。 「花子さん、遊びましょう」 しかし返事は無く、辺りはしいんと静まり返っている。道雄は扉をゆっくりと開けた。
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