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トロトロした柔らかな汚物にまみれながら天井を見上げると、便器の穴がまるで月の様にぼんやりと微かな光を放っていた。
ねっとりとした便の感触が学生服からじわじわ中に染み込んで来る。すると道雄は思わず、びゅうっ! と絶頂に達してしまった。
「水糸さんのくちゃくちゃの便に、僕のにゅるにゅるの液が交わったなら、それは沢山の蛆虫を産んで、その蛆虫はやがて蠅になって、あの透明な月の向こうへと飛び立ってゆくんだ。僕と水糸さんの子供達が……」
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