《プロローグ》

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私が、歌うって事を知ったのは中2の頃。 そうだね、ちょうど背伸びをしたくなる思春期って時期。 それまでは、全く歌うって事に興味は無かった。 歌う機会って言えば、音楽の授業くらいかな? 私は、正直はっちゃけた性格じゃなかったし。 どちらかと言えば地味な方だった。 でも、人並みに友達はいたし好きな人もいたりもした。 普通の学校生活を過ごしいてた。 その日は、たまたま少しだけ遠回りをして帰ったんだ。 そう、たまたま。 だけど、今はそれが運命だったんだと思ってるよ。
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