学校の十三階段

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私のふるさとは、四国の山あいの小さな町。 私が、小学校6年生まで暮らした町。 主人の晃は、その小学校の同級生。 大学で再会し、それから交際がはじまり、結婚に至った。 可愛い一人娘も授かり、ごく一般的、しあわせな家族だ。 小学6年のとき、私と晃は不思議な体験をした。 そんなの…ただの夢だよと言う人もいるかもしれない… だけどあの出来事が、晃と私を結びつけたとしか思ってない。 私達は、結ばれるべくして結ばれた。 晃も、きっとそう思っている。
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