信じて下サイ。

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「私は知りまセン。信じて下サイ」 どうしてアナタは呆れた顔スル? 私には、わからナイ。 タメ息をついて首を横に振るのは止めて下サイ。 「刑事サン。信じて下サイ。私は本当に、白クマに黒のペイントしてパンダを作ってたダケ」 ほら、その今の顔が私は嫌いデス。 「本当デスヨ。私は他の事知らナイ。シマウマはケニアで作ってるから関係ナイ」 「だから、そんな話をしてるんじゃない」 「じゃあナニ? 白クマ捕まえたのがダメ?」 また刑事サンおっきなタメ息ネ。 もう帰りタイ。 「正直に認めたらどうなんだ?」 「ナニヲ? 私知らナイ言っテル。そりゃ、ペイント失敗して白く塗り直す事アルヨ……」 刑事サンお茶熱そうネ。 「黒く塗り過ぎ時、石灰塗って白く直しテタハ昔の話。白クマ石灰デ弱るから今使うノハ、小麦粉か何かだって陳サンが言っテタ」
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