第二章~平凡な日常の崩壊始まり

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「憂鬱だ…」 朝目覚めると一番最初に感じる感情である。学校、授業そのすべてがめんどくさい。 俺、山本浩二はいわゆる世間一般的に言われるオタクというものである。二次元を愛している。(別にリアルが嫌いなわけではない) オタクと行っても別にイジメられているわけではなく、ごく普通の交遊関係を築いているつもり(そこまで自信はない)である。 「さてと、今日も一日頑張るか。」 何かの栄養ドリンクのCMで流れそうなキャッチフレーズを言いつつ、重い体(別に太ってない)を起こし、学校の支度を始めるのだった。
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