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倉野は森村の机を覗き込んだ。
「おいっ、森村…また授業中に漫画書いてるのか。」
倉野は森村に注意すると、クラス中が笑いに包まれ、森村の顔は真っ赤になった。
その後に森村は赤井の方を向き、口を膨らまし、むくれた顔で睨んだ。
でも、恨んでとかではなく、比較的仲の良い関係だからこそ見せる様な表情ではあったが。
倉野は授業に戻す為に、教卓の方へ戻って行った。
その後暫くして、授業の終了を知らせるチャイムが学校中に鳴り響き、起立、礼、着席を男子学級委員の吉井が合図をして、それが終わると、担任の倉野の国語の時間は終わりを告げた。
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