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俺「なぁ・・・」
ここで今の最大の疑問を
皆に聞いてみることにした。
俺「ここはどこなんだ?」
簡潔な文。
聞いてから改めて周りを見渡した。
それにしても、ここはどこなんだ?
建物の中・・・だよな?
だだっ広い大広間の様な場所。
その広さの割には
電灯が少なく、少し薄暗い。
そして、向こうにドアが1つだけあるようだ。
水希「どこなんでしょうね。」
あっさり返された。
水希「あのドア調べたけど、開かなかったです。きっと私たち拉致されたんですよ。」
向こうのドアを指差して言った。
1つしか見当たらないドアが開かない以上、出口は無い事になる。
俺「出口、ないんだ。」
俺がぽつりと呟いた。
他の皆は無言で、
ある意味それが返事になっていた。
水希「それより、自己紹介しませんか?」
水希が続ける。
水希「皆だって知りたいですよね?お互いが誰なのか。」
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