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そう話しているとアスカの両親がやってきた
「アレク君、旅の打ち合わせは済んだかい?」
「はい、済みました」
「それで、目的は決めたの?」
もう、目的は決まっている―――、
「とりあえずは魔法剣士目指して頑張ってみようと思います」
「そうか、君は才ある4属性使いなんだ、魔法剣士に絶対なれるさ」
4属性使い、これは平たく言えば、
人より多く魔法が使える、ということだ。
「娘をよろしくね、アレク君」
「はい、勿論です」
「アスカも頑張ってね」
「うん、ありがとう。パパ、ママ」
こうして、僕とアスカの二人旅が始まった。
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