始まりは突然に

6/6
前へ
/84ページ
次へ
そう話しているとアスカの両親がやってきた 「アレク君、旅の打ち合わせは済んだかい?」 「はい、済みました」 「それで、目的は決めたの?」 もう、目的は決まっている―――、 「とりあえずは魔法剣士目指して頑張ってみようと思います」 「そうか、君は才ある4属性使いなんだ、魔法剣士に絶対なれるさ」 4属性使い、これは平たく言えば、 人より多く魔法が使える、ということだ。 「娘をよろしくね、アレク君」 「はい、勿論です」 「アスカも頑張ってね」 「うん、ありがとう。パパ、ママ」 こうして、僕とアスカの二人旅が始まった。
/84ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加