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どうして謝るの?
森の中の奥深くの薄暗い所にあるコテージの様な家。
人にも会わないけれど、お母さんがいつもいてくれるから楽しいのに。
その家の中で、お母さんは私を抱きしめながら長い時間謝り続けていた。
「ごめんね。守りたかったのに、側にいたかったのに。でも、こうする事でしか守れなかった。」
そう言うお母さんの柔らかい髪の毛が、ほっぺに触ってくすぐったい。
「どうしたの?今日のお母さん変だよ?」
なんだか恐くて笑って言えたつもり。
それに気づいてお母さんは抱きしめる力を緩めると、目を合わせて笑ってくれた。
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