45日目

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「ニブいわね。 上杉とセ☆ク△したわねって聞いてるのよ」 「わぁあああああ!?」 仮にも女がなんて事言うんだよ!! 姉ちゃんがサラッと言った言葉を理解した瞬間、思わず叫び声を上げて立ち上がる。 ぱくぱくと口を開くが言葉が出てこない。 もーやだ、俺…。朝からこんなんばっかり。 「緒斗、恥ずかしいから座りなさい」 呆れたような姉ちゃんの声に、ハッとして辺りを見渡せば、カウンターにいる数人のサラリーマンらしき人達が、ビックリしたように俺を見ていた。
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