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「ニブいわね。
上杉とセ☆ク△したわねって聞いてるのよ」
「わぁあああああ!?」
仮にも女がなんて事言うんだよ!!
姉ちゃんがサラッと言った言葉を理解した瞬間、思わず叫び声を上げて立ち上がる。
ぱくぱくと口を開くが言葉が出てこない。
もーやだ、俺…。朝からこんなんばっかり。
「緒斗、恥ずかしいから座りなさい」
呆れたような姉ちゃんの声に、ハッとして辺りを見渡せば、カウンターにいる数人のサラリーマンらしき人達が、ビックリしたように俺を見ていた。
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