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「…ん?」
温かい腕の中で目が覚めた俺は、辺りの薄暗い明るさに夜明け前だとわかった。
寝返りを打ちたくて、腰に絡みついたままの上杉さんの腕をそのままにして、ゴロンと外側に向きを変える。
うん、腰は痛くなくなったかな?
上杉さんと結ばれた昨日は、あまりの腰の痛さに悲鳴すら上げれず、ベットの中で唸るしかなかった…。
まぁね、上杉さんが甲斐甲斐しく世話はしてくれたけどさ。
仕事行けなかったらどうしようかと思ったよ、イヤ、まぢで。
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