45日目

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あれこれ考えていたが、上杉さんの暖かさに包み込まれ、次第にうつらうつらと睡魔がやってきて、そのまま身を任せた。 「あれ…?いい香り?」 再び目を覚ませば、トーストの焼ける匂いと、珈琲の香りがした。 隣のぬくもりを捜せば、すでにもぬけのからだ。 「あーぁ…仕事だぁ」 気怠い身体を起こし、朝食を作っているであろう上杉さんのもとへと足を運んだ。
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