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どんな光も届かない冥府の底
ここが私の居場所
だって私は冥王だから…
他の神は私を気味悪がり誰も私に近づかない
人間は私を恐れ、恨みそして呪う
その癖たまに私を呼び出して、他人の命を奪えと言うんだ
あぁ、なんで私はあるのだろう
そこまで私の存在を疎むなら
そこまで死の存在を恨むなら
私を作り出さなければ良かったのに…
だから私はこの世界がキライなんだ
でも、ここは独りでいるには寒すぎるよ…
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