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いつの間にか寝ていたみたい。 気づいたら私の下に魔法陣が浮かび上がっていた。 魔法陣から発せられる光は人と繋がっているからなのか少し暖かい。 「あぁ、また私は誰かを殺すのか…。」 私はそう小さく呟いて、できるだけ暖かさに包まれていたいと願いながら目を閉じた。 どうせいつものように直ぐに命を差し出すのだろう。 誰でもいいから私の代わりをしてくれないだろうか。
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