幻想の里

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「誰ですかじゃない!!体は大丈夫なのか!?」 慧音が駆け寄り、体を隅々まで見る 「体?…………はぁ…また傷付いてしまいましたね」 そう言い、その落ちてきた者は次々と木片を乱暴に抜いていく 「おい!そんな事したら血が………!?」 慧音の本日二度目の絶句 それもそのはず……木片を抜いたら血が流れるはずなのに、その者の体からは血が一滴も出なかったからだ 「お前は………いったい何なんだ?」
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