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村の広場の中心に僕はいた。
周りを見渡すと血で染まった
死体、死体、死体、死体!
そんな死体が周りを囲む自分の目の前にはいつの間にいたのか巨大な機械が彼を殺さんと両刃付きの腕を振り上げながら近づいてくる。
「可愛そうに君も“ ”なんだね。」
意味深な言葉を呟く少年の目には涙が滲み出ており今にも溢れそうだった。
そんな少年を気にとめず、巨大な機械は少年の目の前に到着すると無情にもその腕をふり下ろしたのだった。
「大丈夫。僕が解放してあげるから。」
少年がそう呟いた瞬間、目の前は白い光で覆われていった。
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