最悪の朝

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「っ!?ーーーーー」 爽やかな朝のなか一人の少年が身体中から嫌な汗をかきながら朝を迎えた。 「“今度は”幼少時の夢...か。 ハァ、、最近はあんまり見なくなったの にな。」 彼ーアース=トレルドは最悪の朝を迎え ていた。 体にまとわりつく嫌な汗を少しおおきめなバックからタオルを取り出すと上着を 脱ぎ体を丁寧に拭いていく。 一通り拭き終わるとタオルをバックへと 戻すと新しい服に着替えた。 (そういえばお腹が空いちゃった) 今更ながらアースはお腹を空かしていることに気づいたようでまたバックへと手を伸ばし中をモゾモゾと動かし料理に必要なフライパンなどを取り出す。 「さて、作りますか。」 誰に言うでもなく呟くと慣れた手つきで 鼻歌を歌いながら朝食を作っていった。 その時にはすでに今朝の夢のことなど忘れていた。  
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